2011-09-29 [長年日記]
_ [Jazz] Midnight Blue / Walter Bishop Jr.
ウォルター・ビショップ・ジュニアと言えば、まず第一に『スピーク・ロウ』の人であって、大方の人は彼の作品はあれしか持っていないに違いない。実際『スピーク・ロウ」はピアノ・トリオものの中では相当な傑作で、私も何度も聞いた。まだ聞いたことがない人がいれば、今は入手が簡単みたいなのでとりあえず一聴をおすすめします。全体を支配するハードボイルドで乾いた空気がなんとも素晴らしい。
ところで、ビショップが『スピーク・ロウ』を録音したのは1961年、32歳のときである。彼は1929年の生まれで、チャーリー・パーカー晩年のレギュラー・ピアニストを勤めるなど50年代あたまにはすでにそれなりの名声を築いていたが、麻薬中毒が悪化して以降50年代のほとんどを棒に振った。だから、『スピーク・ロウ』が事実上のデビュー作なのである。
その後、1997年に亡くなるまで息の長い活動を続けたビショップだが、まあ、正直に言って『スピーク・ロウ』を上回る作品はない。特に60年代末にロサンジェルスに引っ越してからは、熱心に音楽理論の勉強やら研究やらに取り組んだのが完全に裏目に出てしまい、彼の魅力だった豊かな歌心に変な足枷がかけられてしまったように思う。
これは1991年の録音だから晩年の作品だが、歳を取って音楽的な柔軟性が戻ってきたのか、いろいろどうでもよくなったのか、アドリブの展開にも余裕が出てきていて、さすがに『スピーク・ロウ』には及ばないにせよ、なかなか味のあるピアノ・トリオの小傑作になっている。出だしの「Sweet And Lovely」を極めてソウルフルに、英語で言えばgrittyな感じにごりごりと仕上げてあるのがまず好ましい。録音が良いこともあって、レジ―・ジョンソンの的確で強靱なベース・サポートも大きな魅力になっている。REDはイタリアの弱小レーベルで、流通がダメなのでCDだと入手が難しいのだが、Amazonのおかげで今はMP3ならすぐ買えるのですね。Amazonありがたや。
JAZZ初心者です♡<br>だいたいこの楽曲も知りませんでしたが、なんともセクシーな曲で一目で(一耳で)気にいってしまい私の大事なピースになりました!感謝!!これからも宜しくお願いします!音楽的レクチャーの会などありましたら是非宜しくお願いします!
お恥ずかしい!!<br>すいません。よろしくお願いします(^-^)/
いま、YouTubeですぐhitしなくて、ネットからYouTubeにattackしたら繋がりました!トリオはキューバを彷彿とさせます…とはいえキューバのなんたるかは語れませんが。(>_<)ピアニストでエルなんチャラチェロ?だとどうアプリケーションするのかなと、このセクシーな楽曲はウタモノもかなり魅力です。JAZZボーカルの良い師匠をご存じでしたら伺いたいです。先生ご自身は楽器はなさいますか?
今日のオネムmusicに決定♪<br>おやすみなさいませ。
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