2004-03-01 [長年日記]
_ [Music] 誰が言ったか知らないが
やることがない(というか何もできない)ので、音楽的に尊敬してやまない(人間的には屑)JBのボックスセットを頭からずっと聞いていたのだが、Let Yourself Goの出だし0:10から11くらい、「よしのや」とはっきり言っている。何度聞いてもそうとしか聞こえない。応募するか。
2004-03-07 [長年日記]
_ [Life] 日刊工業新聞
邪悪な笑みを湛えた間抜け面を一面ぶちぬきで晒している上、記事の内容もかなりシュッ・シュッ批判に値するとごく一部で評判の私のインタビュー記事ですが、実は当人はまだ実物を手に入れていないのでした。そのうち送ってくれるらしいけど。
ただ、読んだ人の話を聞くと、どうも誤解を招かないようにとリキを入れて説明したところがことごとく逆にとられていたようで、せつないというか、しかたがないというか、ごめんなさい。坂村さんの気分がいよいよ良くわかるようになってきました。ちなみに坂村先生も同じ欄に登場したことがあるらしい。
ついでに言っておくと、インタビューを受けたのはずいぶん前なので、最近の「春のオープンソース祭り」を受けた内容ではないです。
2004-03-11 [長年日記]
_ [Music] Kenny Millions' Big Time / Keshavan Maslak Quartet
ケシャヴァン・マスラクは確か奥さんが日本人ということもあって、一時期頻繁に来日していたらしいのだが、最近は来ているのかしら(寿司屋の経営で忙しいのかもしれん)。大体ジャズ、それもきょうびわざわざ「前衛」を名乗っているようなやつは辛気くさいものが多いし、聞いている奴もおおかた「他人の理解できない高尚な音楽を聞いている自分」に酔っているだけなのでほとんどどうでもいいのだが、マスラクあたりは相当なアウトサイドも辞さないのにどことなくおかしみがあって、単純に聞いて楽しい。若死したセルゲイ・クリョーヒンとも最晩年に共演していたが、この二人はいろいろな意味でとても相性が良かった。余裕というか、落語でいう「フラ」というか、そういうもののある珍しいフリージャズプレーヤたちだと思う。
この1982年のアルバムでマスラクははやはり似たような素質を持つミシャ・メンゲルベルクと共演していて、ドルフィーのやったHypochristmutreefuzz(これはCDのみ収録)とかハービー・ニコルズの2300 Skiddooとか、おそらくはメンゲルベルクの趣味と思われるやばい曲と自作を取り上げて割と(彼にしては)ふつうに料理している。マスラクのテナー吹きとしての実力が存分に発揮された傑作だが、チャールズ・モフェットのきびきびとしたドラミングにも注目。
というか、これも品切れなんですか…。いいもの順に市場から消えていくなあ。
_ [Music] いよいよ邦楽探訪
世の中の流れから三周半くらい遅れていますが、くるりの「さよならストレンジャー」はとても良かった。詩もアレンジも色彩感に富んでいるし、様々なバックグラウンドが感じられて素晴らしい。ヴァイヴなど小道具の使いかたもうまい。変にベタついていないのもよい。このあたりはプロデューサの佐久間正英の手腕なのかしら。次作ではジム・オルークがからんでいるとかで、これは借りるしかないですかね。個人的な好みは「オールドタイマー」「トランスファー」あたりだが、私が地方出身者なら「東京」あたりもかなりくるかもしれん。
で、aikoの「夏服」のほうなんですが、うーん、これを佐々木敦さんが褒めていたんですか? ストリングスやギターのアレンジとか、かなりイモなような…。ヴォーカル自体も、Bonnie Pinkや矢井田瞳あたりと比べるとちょっと押しが弱いかなあ。といいつつ、変なアレンジがなくなってストレートな曲が多くなる後半は結構いけますね。「アスパラ」や「ボーイフレンド」なんかはとてもいい。まあヒットした曲みたいだしねえ。特に「ボーイフレンド」では、なぜかボニー・レイットを思い出した。シークレットトラックはピアノ弾き語りなのかな?
以上から大体明らかなように、私は基本的にノリノリ(死語)じゃないとダメな人なので、そのあたりは適当に割り引いて読んでくださいまし。他におもしろそうなものがあったらどんどん推薦してください。せっせと借りてきますので。ツタヤ万歳。
2004-03-12 [長年日記]
_ [Food] カナダドライ クラシック・ジンジャーエール
近所のファミリーマートでも売り出したので買って見た。口にした瞬間はあのビリビリしたジンジャエール独特の味わいが感じられて、おお遂にそこらのコンビニでもウィルキンソン互換の飲み物が買えるようになったかと喜んだのだが、そのまま飲みつづけていたら何故かさみしくなってきた。後味が良すぎる(というか、全くない)せいではないかと思うのだが。あの喉に焼け付くようないやらしい後味がどうしても必要だ。
2004-03-15 たまげた カツ丼にゴキブリ [長年日記]
_ 3/13 AM0:00 翌日(というか十数時間後)国立くんだりまで行って講演しなければならないことを唐突に思い出す。余裕度70%
_ 3/13 AM1:00 苦吟すること1時間、何も面白い話を思い付かない。実は前日も徹夜しているのでかなり眠い。効率悪いこと甚だしい。余裕度30%
_ 3/13 AM2:00 開きなおってOrkutとかmixiとか覗き出す。そうだプレゼン資料なんて1時間に15枚書けば2時間で終わるんだ。全然オッケーじゃーん。大丈夫グッゴー。mixi日記を書く。部屋の掃除。余裕度50%
_ 3/13 AM4:00 BGMとしてかけっぱなしにしていた小沢健二に殺意を覚える。ラヴリーラヴリー? 恋を知らない人は地獄に堕ちるでしょう? 地獄に堕ちるのは貴様だこの野郎。逆ギレ度90%
_ 3/13 AM5:00 ついに天啓が訪れ、天才的かつ独創的なアイデアを思い付く。prosperを使って華麗なプレゼンに仕立てる。ちなみにかなり朦朧としていたので内容的な評価には疑念が残ります。焦り度30%
_ 3/13 AM6:00 このあたりで力尽き意識が飛ぶ。夢のなかへ。
_ 3/13 PM12:00 インナースペースから帰還。予定ではPM12:30に私は国立に着いているはずだった。やばいやばいマジやばい。多少遅刻する旨電話で連絡。ものすごい勢いで家を出る。ラップトップを忘れて泣きながらいったん家に戻る。俺は吉本新喜劇か。狼狽度100%
_ 3/13 PM13:20 たしかこのくらいには国立の駅に到着。一応資料を見直すべえと駅のベンチでハイバネ状態だったラップトップを開くとなぜか復帰してこない。まあこんなときのためのジャーナリングファイルシステムですヨと電源を落として再起動。作った資料のTeXファイルが、なぜか~/.mozilla-firebirdへのシンボリックリンクになっていることに気づく。周囲にイェンダーの魔法使いの邪悪なオーラを感じる。切羽詰まり度測定不能
_ 3/13 PM13:30 しかたないのでそこらへんのメモを適当にかき集め、タブでインデントして%pageを振ってmgp形式に仕立てる。この時間、国立駅のベンチで泣きながらキーボード叩いている馬鹿を見掛けたらそれはきっと私です。30分弱ででっちあげてものすごい勢いで佐野書院へゴー
_ 3/13 PM15:00くらい? 1時間遅れかそれくらいで私の出番。なんだそんなに焦らなくてもよかったのか。資料にあまり基づかない(というか基づけない)インプロ与太話を展開。ただでさえ多い敵を大量に増やしたような気がする。白田先生は(以下自粛)
_ 3/13 PM16:00ごろ 講演無事終了。早めに帰るらしいすずきひろのぶさんと遭遇。「いやー八田くん発表面白かったよ」というその目が笑っていない。
_ まあ、聞いた方々が楽しんでくださればそれでいいわけですが。個人的には東浩紀さんや津田大介さん、ARTIFACT加野瀬さんと初めてお会いしたのが印象深い。
2004-03-17 守るためだけに生まれたんじゃねえのかゴラァ [長年日記]
_ [Music] 相変わらず邦楽探訪
佐々木敦さんの日記なんてあったんですねえ。見掛けはMovableType使ったblog風だけれども実は違う(a-Newsとかいうものらしい)ので、RSSは吐いていないようだ。残念。一応アンテナで捕捉。
かのうさんが言及されていたのはこのレビューのことだろう。私もなんとなく昔の白人女性ソウルシンガーとメロディの作り方や歌い回しが似ていると思っていたのだが、ホール&オーツとの類縁性を指摘するあたりはさすがに鋭い。そうか男のほうか。
ところで、勇躍行った近所のツタヤにはなんと「暁のラブレター」がないのである。なんてこった。頭にきたので今日は似たような名前のeicoの「風花」を借りてきた。以前コンビニの有線で流れていたのだが、なかなか良い。元トマトスの松竹谷清と共演してるのかな?
レーベルゲートCDだというのでためしにリップしてみたらあっさりできてしまった。コピーガードになってねえじゃん。
2004-03-18 そういえば巨泉は英語番組をやっていた [長年日記]
_ [Music] いいかげん邦楽
佐々木敦さんご推薦のクラムボン「id」と、二枚組「ムーンライダース アンソロジー 1976-1996」を借りて来る。当然ながらどちらもよい。
というか、書いてみてわかったが「○○さんご推薦」というのは笑ってしまうくらいにダサい言い回しですね。
_ [OpenSource] 面白い読みもの
面白い読みものをふたつご紹介。肯定的にしろ否定的にしろ広く読まれてしかるべきものだと思う。
2004-03-21 [長年日記]
_ [CreativeCommons] シンポジウム「クリエイティヴコモンズ」@ICC
昨日のシンポジウムについていろいろ書きたいことはあるのだが、いまひとつ考えがまとまらないのでまた後で。
というか、あのシンポジウム自体の映像はCCで公開されんのじゃろうか…。する気なら予め観客に公開の是非を確認すべきだったような気がしなくもない。
_ [OpenSource] 風博士
風博士がなかなか良いという話を聞いたので使い始めてみる。大変素晴らしいのだが、Mozillaなどのブックマークは簡単にインポートできないんだろうか…。
Before...
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