2015|08|
2012-01-07 [長年日記]
_ [Jazz] Junior's Blues / Junior Mance
デビュー作のJuniorに続き、ジュニア・マンスは1960年から1962年にかけてRiversideやその傍系レーベルJazzlandに立て続けに6枚のリーダー・アルバムを残す。The Soulful Piano Of Junior Mance、Junior Mance Trio At The Village Vanguard、The Soul Of Hollywood(1967年のTuba盤That Lovin' Feelin'と抱き合わせでCD化)、Big Chief、Junior's Blues、Happy Timeがそれらの作品だが、この中では1枚目のThe Soulful Pianoを褒める人が多いような気がする。あれももちろん悪いわけではないのだが、個人的にはベースやドラムスとの一体感に欠けるような気がして、あまり聞かない。
どちらかと言えばこのJunior's Bluesで組んでいるボブ・クランショウ、ミッキー・ローカーのリズム・チームのほうがマンスとの相性は良いと思う。特に、ローカーはあまり話題にならないが個人的には大好きなドラマーだ。ジャケットも黒が基調でかっこいい。