2008-11-30 [長年日記]
_ [Food] クォーターパウンダー・ウィズ・チーズ
ミーハーなのでさっそくクォーターパウンダー・ウィズ・チーズを食べた。パテからして違ったロッテリアの絶品チーズバーガーなどとは違って,ようするにチーズバーガーを相似拡大しただけやね。いい按配に腹がもたれただけでした。
クォーターパウンダーと言うと、個人的には映画『パルプフィクション』の「フランスでクォーターパウンダー何て呼ぶか知ってるか?」という例の場面が忘れがたい。正確には以下のような台詞だったのだが、台詞だけ読んでもあまり面白くない。やはりあれは、ジョン・トラボルタ(ヴィンセント)とサミュエル・L・ジャクソン(ジュールズ)の名演だった。アメリカ人にはフランス語がなんとなくおかしく聞こえるということが下地になっている。
ヴィンセント: ヨーロッパで一番おかしいことって知ってるか?
ジュールズ: 何だよ?
ヴィンセント: ちょっとした違いがあるってことだよ。ヨーロッパの連中もアメリカと同じろくでもないものを食ってるが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ違いがあるってことなんだ。
ジュールズ: 例を言えよ。
ヴィンセント: 例えばな、映画館でビールが買えるんだよ。紙コップとかじゃないぜ。ちゃんとグラス一杯で出てくるんだ。あとパリではな、マクドナルドでもビールが買える。お前、連中がクォーターパウンダー・ウィズ・チーズを何て呼ぶか知ってるか?
ジュールズ: 連中もクォーターパウンダー・ウィズ・チーズて呼ぶんじゃないのか?
ヴィンセント: 違うよ。連中はメートル法だからな、あいつらクォーターパウンダーてどういう意味か全然分からねえんだよ。
ジュールズ: じゃあどう呼ぶんだ?
ヴィンセント: (鼻にかかった発音で)ロワイヤル・ウィズ・チーズて呼ぶのさ。
ジュールズ: ロワイヤル・ウィズ・チーズ。
ヴィンセント: そうだ。
ジュールズ: じゃあ連中はビッグマックはどう呼ぶんだ?
ヴィンセント: ビッグマックはビッグマックだよ。でも、ル・ビッグマックになるんだな。
ジュールズ: ル・ビッグマックか。じゃあワッパーは?
ヴィンセント: 知らねえよ。バーガーキングには行かなかったからな。
日本人にも1/4パウンドってどれくらいかよく分かりませんな。113.4グラム、ということのようですが。