2004-01-24
_ [OpenSource] オープンソースソフトウェア教会?
最近忙しかったので反応が遅れたが、Matzにっき経由でオープンソースソフトウェア協会(OSSAJ),とかいうものの存在を知る。
まつもとさんも指摘する通り、私も以下の三点が腑に落ちない。
- 関係者に知っている人、団体がいない
- 設立趣意の意味が不明瞭
- OSSAJ をもっとよく知っていただくためにというページを見てもますますわからない
知り合いがいないというのは単に私が不安だというだけで、特に問題ではない。しかし、なんべん設立の趣意というのを読みかえしても、具体的に何をやるつもりなのかさっぱり分からないというのはまずいのではないか。ようするに、「オープンソースの利用者」の団体?
どうやらソリューションパッケージのノウハウを蓄積したいということのようだが、それこそが企業がオープンソースで商売するときの「売り物」なんではなかろうか。情報は全て公開されていて自由に利用できる、ただしその利用法次第で差がつきますよ、というのがオープンソースのキモだと私は勝手に考えているのだが
あと、入会のお誘いというのを読むといきなり「卑近な例で恐縮ですが、当社((株)オープンテクノロジーズ)においても、」などという表現が出てくる。OSSAJ==オープンテクノロジーズ(という一企業)なんでしょうか。
うーむ。
2007-01-24
_ [Movie] 菅井君と家族石 The Perfect / 蛙男商会
mrmt先生に蛙男商会の存在を教えて頂き、あまりのことに悶絶したのも遠い昔。あれよあれよと言う間に(やや)メジャーになってしまった。おもしろいものが一般にもウケるのは喜ばしい。Rubyと並んで島根が誇るプロダクトだと思う。とか書くとMatzさんに殴られそうだが。
ザ・フロッグマンショー:古墳ギャルのコフィー 第1巻 [DVD]やザ・フロッグマンショー:秘密結社鷹の爪 第1巻 [DVD](TVアニメ)といった近作はまだ見ていないのだが(mrmt先生によるとまあまあらしい)、やはりこの日記をお読みの皆さんは最初に菅井君を見るべきである。ブラック・ミュージックが好きな人はパンピーの1.5倍くらいは楽しめる。何といっても兄ちゃんの空気読めなさがいかにもコルトレーンという感じでもう最高だ。他のキャラも、なぜ彼らにその顔が与えられているのかをじっくり考えてみると味わい深い。まあそこまで考えて作ってないと思うけど。
_ [Rant] オリコン vs. 烏賀陽訴訟について
すでに論点は出尽くしている感もあるが、自分の頭の整理を兼ねて少し書いてみよう。大体は「オリコン個人提訴事件を憂慮し、烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動」の趣旨と同じで、だからこそ彼らの動きを支持するんだけれども。
私にとって今回の訴訟で重要な点は、オリコンがいきなり烏賀陽さんを訴えたという一点に尽きる。賠償請求が高額だとか、オリコンや烏賀陽さんの主張の真偽などは、正直に言えばどうでも良い。訴訟に持ち込む前にオリコンが烏賀陽さんと接触(あるいは自社の言い分をメディアに発表)し、議論した上で訂正や謝罪を求めていた(そしてそれを烏賀陽さんが蹴った)ならば、私はオリコン支持に回っていたと思う。
とは言え、誰かを訴えるのは原告の権利であり自由である。よって、オリコンが訴訟に持ち込んだこと自体は、本来責めることはできない。だからここからは要望に近いのだが、私としては、企業にしろ個人にしろ、意見の不一致は法廷では無く言論の場で解決することをまず第一に志向してほしいと思う。訴訟はあくまで最後の手段ということだ。
私は往々にして間違ったことを書く。もちろん正しいことも書く(というか、書いた時点ではすべて正しいと思っている)。私も名は惜しいのでそれなりに調べたり考えたりはするが、それでも間違えることはあるということだ。ものを書くというのは、本質的にリスキーな行為なのである。もしかすると私が書いたことで、他人に甚大な迷惑をかけることがあるかもしれない。そうした場合、直接指摘してくれればよろこんで反論なり訂正なりするし、謝罪するのもやぶさかではない(そもそもすべて実名で書いているから逃げ場がない)。しかし、問答無用でいきなり訴えられるというのは承伏できない。反論は法廷で行えば良いという意見もあろうが、私を含めた一般人にとって、訴訟を抱えることは金銭的のみならず極めて社会的にコストの高い状況である。それが分かっていて何か大胆なことを書く人間はいない。つまり、今回のオリコンのような行動が「慣行」として根付いてしまったら、自由活発な言論を萎縮させること極めて甚だしいと思うのだ。もちろん、これは何を書かれても泣き寝入りしろということとは違う。それなりの手順を踏んでくれということだ。
ブログのようなインターネット上での言論活動もそうだが、オープンソースのバザール型開発モデルにしても自由な言論の保証が前提としてある。およそイノベーションの前提は言論の自由なのだ。そして、言論の自由は、お題目ではなく実質的なものでなければならない。それが失われることは、社会全体にとっても決して好ましいことではないと私は思う。
その意味で、今のところ事態の推移は私たちにとっては好ましい方向に動いているとも思う。明らかにオリコンは、烏賀陽さんを訴えたことで単に訂正や謝罪を求めた場合よりもはるかに甚大なダメージを被っているからだ。これを見た他の企業が、オリコンの轍を踏まないことを望みたい。またオリコンにしても、今からでも遅くない。訴訟を取り下げ、改めて言論の場で烏賀陽さんと対決すべきだ。とりあえず相手に匕首を突き付けてから交渉するというのは、議論ではない。脅迫である。そもそもこのまま行って、訴訟に勝とうが負けようが彼らが得るものは無いと思うのだが如何。
Before...
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