2015|08|
2008-02-04 [長年日記]
_ [Music] Two by Two / Steve Kuhn
フランスの老舗ジャズレーベルOwlが出した諸作は、一部を除いて長らく廃盤が続いていたのだが、去年まとめて再発CD化された。これもそのうちの一枚。
私が初めてキューンに接したのはECMに残した1作目Trance(Steve Kuhn)で、耽美的というのか、幻想的というのか、あくまでリリカルでありながらそれでいてダイナミックなノリも失わない素晴らしい演奏に一発で参ってしまった。
ECM時代の印象が強すぎて、最近の保守回帰というかバップ色を強めたキューンの演奏にはどうも違和感を禁じ得なかったのだが、この作品では長い付き合いのベーシスト、スティーヴ・スワローとのデュオという理想的なセッティングで、二人が持ち寄った曲をじっくりと料理している(最後の1曲だけミシェル・コロンビエー作)。私はスワローの作る曲が好きで、EiderdownとかLadies in Mercedesあたりはメロディーを聞いただけでゾクゾクしてしまう。下手をすると嫌な音になりがちなスワローのエレベの音がすっきりと録れていて、かつてに比べ温かみを増したキューンのタッチと非常に良く調和しているのも素晴らしい。
_ [PodCast] mhattaのPodCast更新
2月3日分を更新しました。驚いたことにこのところは毎週更新しているらしい。
ジングルの音量が超ばかでかいのはなんとかならんすかマジで
善処いたしますです。
>ジングル<br>出だしの一瞬の音だけが馬鹿でかいので、多分0sec〜1secにかけて音量を50%減→制限解除とフェードインさせるとよさげ鴨です
あと、収録終了後に余韻とかミュートを2〜3秒いれたほうがいいかも。<br><br>いまだと、あっ終わった、と同時にリピート再生ですぐ頭に戻るので、<br>終わった直後にすぐまた爆裂ジングルが鳴りだしてわっと両耳を押さえる、<br>なので終わりそうになるとボリュームを絞るため結構緊張して身構えてないと<br>いけない、というのがあります。これもツライ。