2004-02-04
_ [Music] Sightsong / Muhal Richard Abrams feat. Malachi Favors
去る1月31日、素晴らしいベーシストであり、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ(AEC)を支える屋台骨でもあったマラカイ・フェイヴァースが亡くなったそうだ。まだそんな歳でもなかったような気がするのだが残念。AECは私が一度生で見てみたいと思っていた数少ないグループの一つだったのだが、もう手遅れだった。合掌。
このアルバムは同じシカゴ出身の重鎮ピアニスト、ムハール・リチャード・エイブラムズとのデュオだが、あまりフリー臭くないので非常に聞きやすい。フェイヴァースの奔放でありながら押さえるべきところはきっちり押さえるベースワークに支えられて、寡作家で知られるエイブラムズがうまいんだかうまくないんだか良く分からないけれど極めて魅力的な演奏を聞かせている。ほぼ全曲がエイブラムズ(一曲だけフェイヴァース)のオリジナルだが、どれも優れた曲ばかりだ。おすすめ、したいところなのだが、品切れらしい。あらら。
2008-02-04
_ [Music] Two by Two / Steve Kuhn
フランスの老舗ジャズレーベルOwlが出した諸作は、一部を除いて長らく廃盤が続いていたのだが、去年まとめて再発CD化された。これもそのうちの一枚。
私が初めてキューンに接したのはECMに残した1作目Trance(Steve Kuhn)で、耽美的というのか、幻想的というのか、あくまでリリカルでありながらそれでいてダイナミックなノリも失わない素晴らしい演奏に一発で参ってしまった。
ECM時代の印象が強すぎて、最近の保守回帰というかバップ色を強めたキューンの演奏にはどうも違和感を禁じ得なかったのだが、この作品では長い付き合いのベーシスト、スティーヴ・スワローとのデュオという理想的なセッティングで、二人が持ち寄った曲をじっくりと料理している(最後の1曲だけミシェル・コロンビエー作)。私はスワローの作る曲が好きで、EiderdownとかLadies in Mercedesあたりはメロディーを聞いただけでゾクゾクしてしまう。下手をすると嫌な音になりがちなスワローのエレベの音がすっきりと録れていて、かつてに比べ温かみを増したキューンのタッチと非常に良く調和しているのも素晴らしい。
_ [PodCast] mhattaのPodCast更新
2月3日分を更新しました。驚いたことにこのところは毎週更新しているらしい。
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