My Human Gets Me Blues

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2003-12-29

_ [Life] 体調崩壊

昨日はいつもの面子によるたん清での忘年会で、BSEにもめげず楽しく肉を食いまくったのだが、今日は(正確には昨日の深夜から)ゲロゲロ吐くやら下痢するやらで、またひどいありさまになる。先週も食中り(?)のせいかあまりものを食っていなかったのだが、また絶食ですよ。しかも寝たきり。

と言いつつ、何も腹に入れないと薬が飲めないので、ウィダーインゼリーを大量に買い付けて来て飲む。まずい。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ なかの [うへ、お大事に…]

_ minata2 [奇遇ですね。私も28日に忘年会があったのですが、みごとに体調を崩し、26日から寝込んでいて泣く泣く出席を断念しました..]

_ Peter [<a href=http://adult--empire.com>http://adult--empire.com<..]


2006-12-29

_ [Music] The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery (Ultra Rare American Club Performance)

THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES M(WES MONTGOMERY)

ウェス・モンゴメリーにはThe Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery(Wes Montgomery)という全く同名の超名盤(1960年録音)があるが、こちらは1965年の放送録音を基にしたブートレグ(?)だ。案の定Amazon.co.jpのレビューでも間違えている奴がいる。こいつら聞いてからレビューを書いているわけじゃないんだろうか?

最初の4曲は1965年2月12日、ニューヨーク「Half Note」における録音となっているが、ハーフノートで放送録音というあたりでピンと来る方もいるだろう。お察しの通り、一昨年オフィシャル化されたコルトレーンのOne Down, One Up: Live at the Half Note(John Coltrane)と同じで、WABC-FMの「Portrait in Jazz」の放送録音がベースになっている。この番組は一回が45分で、コルトレーンの場合は一曲がやたら長いこともあってフェイドイン、フェイドアウトの嵐になっていたが、このブートに収録された4曲はすべて完全なパフォーマンスだ。ただ、どうやら最後にもう一曲(West Coast Blues演奏されたらしいのだが、放送時間が無くなったのか司会のアラン・グラントの声がかぶさっていたのか、このCDには収録されていない。例によってこの音源も出どころはエアチェック王ボリス・ローズだったようで、最初はBeppo、次いでカナダ(?)のどこぞから「Stretching Out Live in '65」というタイトルでLP化されていたようである。音質はコルトレーンの奴同様、しょせん放送録音なので涙が出るほど良くはないが、そんなに悪くもない。

内容はと言えば、これはもう冒頭のCaravanに尽きる。そもそもウェスがこの曲を録音したのは他に一度(VerveのMovin' Wes(Wes Montgomery)のセッション)あるだけで、レパートリとしても珍しいのだが、超高速でぶっとばすウェスのソロは文句無しにかっこいい。これがあるので他が若干霞むのだが、あまりムラの無い人だけにもちろん水準以上の出来である。

残りの4曲は1965年4月30日、ヨーロッパ・ツアーの最中にドイツ・ハンブルグのNDR(北ドイツ放送協会)が収録、放送したもの。音響から判断するにかなり広い会場でのライヴのようで、ハロルド・メイバーンを中心とした当時のレギュラー・カルテットではなく、マルシアル・ソラル(マーシャル・ソラール)が中心の臨時編成カルテット、加えてゲストでジョニー・グリフィンが一曲だけ参加という形式である。同じ時にハンス・コラーやロニー・スコットらも交えて数曲録音しているようだが、そちらは日の目を見ていない。こちらのセッションも申し分の無い出来だ。


2011-12-29

_ [Jazz] Underground Soul / Houston Person

アンダーグラウンド・ソウル(ヒューストン・パーソン/チャールズ・ボストン/マーク・レバイン/フランク・ジョーンズ)

ヒューストン・パースンのデビュー作。かなり前に一度日本でCD化されたものの、まもなく廃盤になってしまった。今やAmazon.co.jpでは若干のプレミアがついているらしい。その割にジャケ写画像すらないわけだが…。本来はこういうジャケである。後年ピアニストや教育者として名を揚げたマーク・レヴィンがトロンボーンで参加しているのだが、氏いわく、「7枚くらいしか売れなかった。うち2枚を買ったのはおれ」。

駄作がほとんど無いパースンらしく、内容はパリっとしていて聴き応え十分なのだが(テンポを落としてじっくり歌い上げるタイトル曲が特に素晴らしい。なぜかエドゥ・ロボの「Aleluia」とかもやっている。曲名の綴り間違えてるけど)、よく分からないのがハモンドオルガン奏者の素性である。そこそこうまいのだが、「チャールズ・ボストン」といういかにも偽名くさい名前で、最初はてっきりボストン出身のレヴィンが二刀流をやっているのかと思ったのだが、オルガンとトロンボーンが同時に音を出しているところが結構あるので、どうもそうではないらしい。ご本人に直接聞いてみたところ、本当にボストンという人だったそうだが、彼はその後どうなってしまったんだろう。