2004-01-06
_ [Life] 英英辞典が欲しい
ちょっと凝った英文を書くには、本格的な英英辞典が手元にあると便利である(そこらのオンライン辞書やGCIDEで十分という人もいるかもしれないが)。私自身はずいぶん長いことコウビルドを使っているのだが、いい加減古くなって来たし、紙媒体オンリーなのもせつないので、買い替えることにした。
選ぶ基準は、
- (無難なので)できるだけ有名ブランド
- 収録語数の多いもの(学生用はダメ)
- (最低でも)本文を収録したCD-ROMがついてくる
- 辞書をHDDに落とせる
- (できれば)辞書がEPWING化でき{る|そう}
- 価格が安い
といったあたりか。主にGNU/Linux上で暮らしている人間としてはEPWING形式に落とせるかどうかは結構重要だ。
そうなると、候補はだいたい以下の6つにしぼられるようである。
_ つい最近改訂されたことだし、今までに義理立てすれば第一候補は依然としてCOBUILDなのだが、この紙の辞典についているCD-ROMは単品で売られている COLLINS COBUILD Resource Pack on CD-ROMとは中身が違ってシゾーラスとかがついてないんだそうで、話がややこしくなる。紙媒体もあればあるで便利なのでなやましいところだ。まあ、買うなら単品のCD-ROMのほうだろうな。というかコウビルドが二色刷でしかも挿絵が入っているというのは、かなり信じがたい。EPWING形式に落とすことはできるようだ。
_ ロングマンはなぜか桐原書店と丸善の両方から内容的には同じものが出ていてようわからんのですが、紙質と判型が違うだけ? アクティベーション(一ヶ月に一度CD-ROMを差して確認させる)が必要なようだが、そういうときに限って出先でCD-ROMはドライヴすらないというのがマーフィーの法則というやつで、うざいことこの上ない。EPWING化の実績はあるようなので関係ないと言えばそれまでだが...中身の評判は大変よいようだ。
_ オックスフォードはまあ定番なんだろうが、あんまり評判良くないですね。あと、どうせ名前が同じオックスフォードを買うなら張り込んでOEDこと大辞典のほうを買ってまうか! という気分もなくはない。死ぬほど高いが。付録CD-ROMの形式は不明。
_ ケンブリッジの英英は中を見た事がないのだが、同じ単語でも意味が違えば全部見出し語にしてあるとかで、なかなか面白い。これも付録CD-ROMのデータ形式が良く分からない上、どうもロングマン同様一ヶ月に一度アクティベーションしなければならないようだ。うざい。ロングマンと違ってシゾーラスが付いているらしいのはプラス。EPWINGには、できるんですかねえ。
_ これは今まで知らなかったのだが、最近ちょっとのしてきた後発の辞典のようだ。レビューによると発音が充実しているらしいが、まあ、書くのが主だからねえ...付録CD-ROMのデータ形式は不明、要アクティベーション、のようである。かんべんしてください。EPWINGにできるかどうかも不明。
_ ウェブスターの字引はアメリカでは定番で、昔私も使っていた。借り物だったが...価格的には一番安い。付録CD-ROMのデータ形式はこれも不明。アクティベーションは必要なのかしらん。まあ、EPWINGにできるんですかねえ。
_ まあ、総合するとロングマンが無難かな。そのうち余裕ができたらコウビルドのリソースパックも買い、それでもなお金が余っていたらOED、とまあそういう感じですかね。他に何か良い辞典があればツッコミで教えてください。
2008-01-06
_ [Gadget] SHARBO-X PREMIUM
1/10に出るんだって。今までのモデルはシャープ+2色ボールペンだったが、ついにシャープ+3色ボールペンとなるみたい。はっきり言って個人的にはシャープ要らんのだけどな…。ボディの色も従来は真っ白とか真っ赤とか真っ黄色とか、お前いい加減にしろというようなものばかりで途方に暮れていたのだが、もう少しまともというか穏当な色も揃えるようだ。でも10500円て高いね…。LAMY 4penあたりと勝負ということなんですかね。
長年のたゆまぬ研究と散財の結果、なんだかんだ言って日本の文房具最強という結論に達したのだが、SHARBO-Xもここしばらく使ってるけど良いですよ。ペン間の切り替えがするっとスムーズで気持ちいいし、ジェルインクのボールペン芯も素晴らしい。ただ全体的なデザインはLAMYあたりと比べるとややダサいですね。
2012-01-06
_ [Jazz] The Most Happy Piano - The 1956 Studio Sessions / Erroll Garner
エロール・ガーナ―というと、ほぼ自動的にConcert By The Seaが口端に上るが、あれは内容的には死ぬほど素晴らしいものの、いかんせん音質がよろしくない。このCD2枚組は、翌年にガーナ―がトリオで録音したほぼ全ての録音を集大成したもので、サイドメンこそ違うがガーナ―自身の演奏水準はConcert By The Seaに匹敵するし、スタジオ録音なのでもちろん音質的にも何ら問題ない。オリジナルのLP4枚、「The Most Happy Piano」「He's Here! He's Gone! He's Garner!」「Garner Encores in Hi-fi」「The One And Only Erroll Garner」はおそらくどれもCD化されていないし、オムニバス盤などに分散収録されたものも集めているので、そういう意味でも貴重なコンピレーションと言える。さらに、若干2枚目のCDの時間が余ったと見えて、50年代初頭のトリオ演奏がおまけとして7曲追加されているが、これらもそれなりに珍しい音源である。
個人的には、CD2の5曲目にMy Lonely Heartが収録されているのがとてもうれしい。これは「Jazz Omnibus」というその名の通りのオムニバス盤に1曲だけぽつんと収められたもので(他はサッチモやエリントンなどの演奏)、入手がとても難しかったのである。どちらかと言えば素朴なメロディを若干フェイクしながら淡々と弾いているだけなのだが、ロマンチックな時のガーナ―の最良の部分が全て出た名演だと思う。
行きがかり上なんだかけなすような感じになってしまったが、Conceret By The Seaも仮にもピアノを弾くものなら必ずなにがしかのインパクトを受けるはずのものすごい演奏であることは間違いないので、機会があればぜひどうぞ。
Before...
_ mhatta [山根さん、なるほどhackerの定義ね、それは面白い比較対象軸だ ;-) 最近の辞書はFSFなんかまで載っていて驚か..]
_ anonimous [Average every day people also used that exact same http://..]
_ anonimous [apple also used that exact same http://emilio.250Free.com/..]