My Human Gets Me Blues

Syndicate RSS Syndicate LIRS

2003|02|03|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|05|06|07|09|10|11|12|
2006|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|08|09|10|
2010|05|06|
2011|04|05|09|10|12|
2012|01|10|12|
2015|08|

2004-11-19

_ [Food] スワガット@江古田

たまたま昼が暇だった。そこで本当は、昔かのうさんに教えていただいた伝説的蕎麦屋の休屋を訪ねてみるつもりだったのだが、現地まで行って見たところ「本日定休日」の札が。定休日は水曜と第三木曜のはずだったのだが…。

そこで急遽予定を変更し、やはり前から目を付けていたこの江古田のカレー屋に行ってみた。大昔、同じところに「印度屋」というやはりカレー屋があったのだが、この店とは直接関係ない由。どのみち駅のすぐ近くなので迷うことはないだろう。着いたのはちょうど正午ごろだったが案外空いていた。こざっぱりした内装。

ランチは数種類のセットから選べるのだが、カレー二種にタンドリーチキンに飲物(選べるがまあ普通はラッシーですわな、あるいはマサラチャイか?)と一通り付いてくるCセット (1140円)を頼んでみた。カレーはマトンと日替わりのホウレン草&チキン。辛さはVery Hotで注文。プラス210円でナンは食べ放題になるらしいが、一枚めからして相当巨大なのが来るので、一見さんはとりあえずやめておいたほうがいいのではないかと思われる。

で、食べてみた感想だが、いやとても美味しかったです、はい。日替わりのホウレン草のカリーがことのほか良かった。ナンはバターを塗っていないタイプだが、これも焼き立ての熱々で素晴らしかった。タンドリーチキンの味付けもよい。辛さは、私だとVery Very Hotでも良かったかなーという気もするが、それでもしっかり辛い。全般に平均点のとても高いカリーだと思う。

ということで、わざわざ途中下車するほどかと言われると少々口ごもる向きもなきにしもあらずではあるが、近所に住んでいるならおすすめ。

スワガット インドレストラン&バー

東京都練馬区旭丘1-76-4

Tel. & Fax.: 03-3953-1091

営業時間 11:00〜23:00 (L.O. 22:30)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ かのう [残念.休みだったんですか.ぜひやってるうちに訪問して堪能してきてください.]

_ mhatta [というか、すでに店じまいしたのではないかと危惧しているんですが…。]

_ かのう [店じまいだったらその旨掲示してあるんじゃないですかね(と思いたい).定休日以外でも休みだったことはあるんで,行くとき..]


2006-11-19

_ [Music] Un Poco Loco / Bobby Hutcherson

Un Poco Loco(Bobby Hutcherson)

ジャイヴの帝王に「Saturday Night Fish」ナントカという名曲があるのだが、私はずいぶん長いことSaturday Night Fish Flyだと思っていた。ところが最近歌詞をちゃんと読む機会があって、実はあの曲はFry、魚の揚げ物(を食べるパーティ)についての歌だったことに気がついたのである。聞き流していると絶対に気がつかないのですね、こういうのは。

でも、「土曜の夜に魚飛ぶ」というのは、自分で言うのもなんだが、なかなか想像力を刺激するフレーズではなかろうか。fishという単語は単複同形だったりもするし。そういえばほんとに魚が空を飛んでいる変なジャケがあったな…と思って思い出したのがこれ。

まあ、そもそもイルカは魚じゃねえだろうとか言われると言葉もないのだが、このアルバムはへんてこなジャケに負けず中身も面白い。ヴァイヴ奏者、ボビー・ハッチャーソンが1980年に録音した作品だが、フュージョンはもう先が見えてきたけどウィントン・マルサリスはまだ出てきてない、というような端境期に生まれた、いかにも端境期らしい折衷的な作品だ。ジョン・アバークロンビーがギター、ピーター・アースキンがドラムスで、かつジョージ・ケイブルズがエレピを弾いたりするので、全体的にはフュージョンっぽさの漂う軽めのジャズという雰囲気なのだが、ハッチャーソンのソロには例によって手抜きがないし、取り上げているのが実はパウエルの「ウン・ポコ・ロコ」を筆頭に案外骨のある曲だったりして、メンツもちょっと変、曲目もちょっと変、ジャケはかなり変、という面白いものに仕上っている。そもそもタイトルの「ウン・ポコ・ロコ」というのは、ラテン語で「ちょっと変」という意味なんですと。割と気に入っていて良く聞きます。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ 後藤雅洋 [八田さん、かなりマニアックなもの聴いてますねえ。実を言うとこれは私も好きで、初めて書いた単行本『ジャズ・オブ・パラダ..]

_ mhatta [マニアックも何も、後藤さんのご本を読んで知って買ったんですよ(笑)。数年前にKoch JazzからCD化されたときに..]

_ 後藤雅洋 [そうだったのですか、ありがたいことです。僕らジャズ喫茶オヤジは、自分が推薦したアルバムを喜んでもらうのが、一番の張り..]