2006-11-06
_ [Life] リムジンバス (羽田空港→和光市駅南口・長久保・大泉学園駅北口)
最近開設された路線。今回帰りに初めて使ってみたが、空港から事実上D2Dで帰れるというのは快適だ。片道1300円なので電車とモノレールを乗り継いで行くよりも若干高いが、それだけの価値はある。誰も使わなくてすぐ廃線になるのではないかと思っていたが、案外利用者は多いようで、この日も席は半分くらい埋まっていた。それでも乗り換えなしで広々とした一人当りスペースを占有して行けるわけだからこれは楽だ。
高速バスというとやはり首都高の渋滞が気になるわけだが、今回のケースだと日曜の夜の便(19:55出発)で空港から美女木JCTまで35分、和光市まで45分、大泉学園には65分で到着といったところであった。なんで長久保発着の便があるんだろうと思っていたんだが、ようするに大泉学園通りの渋滞に巻き込まれたくないということなんでしょうね。ということで、この日もラスト1マイルならぬラスト1キロメートルでえらい混雑しました。ここだけで10分くらいかかったような。
2007-11-06
_ [Music] Brotherhood / Bruce Williams
デブがアルト・サックスを吹いているとなんとなく安心するのだが、論旨がいきなりめちゃくちゃ過ぎますか。でもキャノンボールとか、晩年のマクリーンとか、まあパーカーもそうだけど、ガタイのでかい人が相対的にちっちゃいアルトを吹き鳴らしているというのはなかなか絵になると思うのだが。アルトがお腹に乗るくらいでないといけませんね。
このブルース・ウィリアムズという人はデブな上に吹きっぷりというか踏み込みがなかなか良いのだが、曲作りにも独特のセンスがあって、ソウルフルなタイトル曲などはスタンダードと言っても十分通用する。スタイルも斬新とは言えないが、かといってウィントンの弟子どものような借り物感もあまり無い。黒さの質にジャズというよりはソウルというかR&Bぽいところがあって、そこらへんが個人的に好みである。このまま行けばハンク・クロフォードの後継者となり得るだろう。昨日のティナ・ブルックスではないけれど、昔はこういう個性的な中堅がいっぱいいたのだ。こういう人たちがごまんと存在するくらいでなければ、その分野の隆盛はおぼつかない。これはどんな分野でもそうなのではないかと思う。