My Human Gets Me Blues

Syndicate RSS Syndicate LIRS

2003|02|03|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|05|06|07|09|10|11|12|
2006|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|08|09|10|
2010|05|06|
2011|04|05|09|10|12|
2012|01|10|12|
2015|08|

2003-10-06 驚天動地

_ [OpenSource] ご冗談でしょう、坂村健さん

あまりのことにびっくりして記事を書いてしまった。。最初私が勘違いしているのかと思って問題の記事をなんどか読みかえして見たが、いやはや。

というかこれは新手の釣りですか?


2006-10-06

_ [Music] ジュニア・マンスに夢中

我ながらなぜだかよく分からないのだが、ここのところ個人的にジュニア・マンスブームである。何かというとマンスのアルバムに手が伸びる。味があって品が良くてあまりうるさくない、というジャズ・ファンとしては実に頽廃し切った理由なのだが、いいじゃないすか身銭切って買ってるんだから。何を聴こうと俺の勝手だ(逆ギレ)。

手元にあるのは以下の5枚。まあ、平均点の高そうな人だから他にも良いものはいくらもあるでしょう。

_ [Music] Junior

ジュニア(ジュニア・マンス・トリオ/ジュニア・マンス/レイ・ブラウン/レックス・ハンフリーズ)

リーダーとしてのデビュー作。レイ・ブラウンの剛腕ベースのほうがリーダーの数倍目立っていると言う意見もあり、まあ実際その通りなんだけど、マンス自身の気合いの乗りと選曲の良さも見逃せない。なんというか、誰が買っても文句を言われなさそうなアルバムです。

_ [Music] The Soulful Piano Of Junior Mance Trio

ザ・ソウルフル・ピアノ・オブ・ジュニア・マンス(紙ジャケット仕様)(ジュニア・マンス・トリオ)

第2作目にあたる。個人的に一番気に入っているのがこれ。地味と言えば地味なのだが、ピアノの音色が(たぶん録音のせいで)前作よりも明るく、張りがあって気持ちが良い。MJQやメリー・ルー・ウィリアムズの曲を取り上げるなど、選曲にもひとひねりある。最近紙ジャケで再発されて手に入れやすくなりました。

_ [Music] That's Where It Is!

That’s Where It(ジュニア・マンス/ジョージ・タッカー/ボビー・トーマス)

ライヴ盤。昔日本でCD化されたこともあるのだが、今となっては若干入手が難しいかもしれない。ベースのタッカーは今度はベンじゃなくてジョージの方。右から左へ、という感じの手慣れた演奏で、一曲あたりの演奏時間も短いのだが、その腹八分目な感じが良い。ついでに言うとジャケのマンスの似顔絵がアメコミ風のスパッと鮮やかなものでとてもカッコイイのですが、あいにく画像はAmazon.co.jpにありませんね。

_ [Music] Harlem Lullaby

Harlem Lullaby/I Believe to My Soul(Junior Mance)

60年代後半に入りアトランティックに移籍したマンスは、ファンクぽいものをやったりオーケストラと共演してみたりと、ジャズが商売にならなくなりつつある中いろいろもがくのだが、これらもそういった経緯から生まれた作品。LP2枚をCD1枚に収めているが、特に前半のHarlem Lullaby相当分が良く、マンス的定番曲を弾き倒している。ジミー・ラフィンの『恋に破れて』のカバーも、いかにも売れ線狙いという感じではあるが、案外悪くない。しかし、なぜハープシコード…。

_ [Music] Softly As In A Morning Sunrise

Softly as in a Morning Sunrise(Junior Mance)

比較的最近の録音。それだけに音質はとても良い(レーベルもエンヤだし)。変わり映えこそしないが、演奏内容としては充実。どちらかと言えば後半が聞きごたえある。最近またエンヤの再発が始まったようなので、これも日本盤で出ないかねえ。

_ [Music] マンスに関する個人的な思い出など

そういえば、一回だけマンスを生で見たことがある。サイラス・チェスナットとのジョイント・コンサートで、両者がソロで数曲ずつ、最後に二人連弾で『サマータイム』を演じて大いに盛り上がった。両方とも太っていて外見がミツバチみたいだったのが印象に残っている。なお、じじいなんか興味ねえや、という方に言うと、今をときめくブラッド・メルドーの師匠(の一人)は、このマンスです。スタイルは全然似てないけど。