2006-08-15
_ [Gadget] Key ring "beta,k"
かなり前、アシストオンで衝動買いしたもの。結構高かったのだが、「半永久的に使える」と言う触れ込みに負けた。我ながらかなり頭が弱い。
これはいわゆるメタルポイントで、現在の鉛筆の遠い祖先に当たる。私は腰リールにつけて使っているが、鉛筆と違い、筆先があまり滑らずひっかかりがちなので、かなり筆圧をかけないとまともに字が書けない。よって、手にメモ帳なり単語帳なりを持って立ったままさらさらと筆記する、というようなLife Hack風の用途にはちょっと苦しい。ただ、座って飯を食っている時などに突然何か思いついた場合、名刺の裏やコースターのようなあり合わせの紙にちょいちょいと走り書きをする、という程度には十分使える。まあ、あと、見栄えがいいですよね(結局それだけかよ)。
2008-08-15
_ [Music] Living Soul & On Basie's Bandstand / Richard Groove Holmes
そもそも曲調からして可憐で爽やかな『イパネマの娘』や『虹の彼方に』を、どう演奏すれば原曲の味を保ったまま暑苦しくできるか、これは困難な課題だが、それに見事な解を出してみせたのがここでのリチャード・グルーヴ・ホームズだ。まあ、オルガンで弾けばよほどひねらない限り何でも暑苦しくはなるわけですが…。
1966年、今でいうとニューヨーク市立大があるあたりにあった「カウント・ベイシーズ」でのライヴ。この人のアルバム名には何とかソウルとかソウル何とかというパターンが多いのだが(最初にヒットしたアルバムがSoul Message(Richard "Groove" Holmes)だったからだと思う)、ライヴ盤だからリヴィング・ソウルという、大変安直なタイトル付けがまず素晴らしい。サイドメンも手堅い演奏で申し分ない。異様に盛り上がって手拍子だの奇声だのを飛ばす観客の反応も暑苦しさに拍車をかけている。
このCDには5曲収録されているが、この日は全部で19曲収録したらしい。残りの一部は数年前、On Basie's Bandstand(Richard "Groove" Holmes)として日の目を見た。こういうジャケットを見て購買意欲がそそられるかどうか、そこであなたの人間力が試されるのである。