My Human Gets Me Blues

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2004-01-13

_ [Music] U-ウラン-(5)

U-ウラン-(5)

広い意味でのロックを中心としたライヴ映像やインタビューを中心とした月刊のDVDマガジン。最近はこういうのがあるんですね。出しているのはここで、Amazonでも買えるが、私はたまたま用事で渋谷に行ったのでそこのタワーレコードで買った。

この第5号は菊地成孔さんのDCRPGやクインテットをフィーチャーしていて、基本的にはそれ目当てに買った(実際5.1chで映像的にも音源的にもよく撮れている)のだが、むしろいっしょに入っている渋さ知らズのライヴのほうが凄い。これは圧倒的だ。損はしないので無くなる前に買うべし。

_ [Life] Google 完結編

前回の日記、kmoriさんから&start=50(検索結果50件を表示?)がまずいのではないかという指摘を頂いたが、2つ目の「Google検索」でも、昨日まではこの日記そのものは検索結果に出てこなかったのである。

ところが、今日になって何で検索してもばんばん引っかかるようになったので、不審に思いアクセスログを調べてみたのだが、午後にcrawler10.googlebot.comなんてのがお越しになっていたようだ。うーん、タイミングが良すぎやしませんか?(笑)。

そんなわけで、うやむやのうちに問題は解決した。お騒がせしました。


2007-01-13

_ [Life] オリコン個人提訴事件を憂慮し、烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動

というのが立ち上がったようだ。News From Blueportにも追加した。

私は烏賀陽さんともオリコンとも付き合いがないが、物書きのはしくれとして今回の問題は看過できないと思っている。

_ [Food] メガマック

頭がシビアに不自由な人間なので、この手のくだらないものはどうしても食べてみないと気が済まない。なので、よせばいいのに食ってみた。ジーク、ジャンク!

まあ、単に肉を2枚余計に挟んであるビッグマックというだけなんですけれども。754kcal。すげえなあ。どうしても食べている途中で山が崩壊してしまうので食べにくいこと甚だしかったが、どうにか完食しました。なんだろう、結構バランス良く感じたな(笑)。まともなハンバーガーなら普通これくらい肉挟んであるものね。あるいは私の味覚がどうかしているだけかもしれません。

_ [Fun] Webスカウター

ウェブサイトの「メディア影響力」を測定するおもちゃ。この手のものはいろいろあるが、手軽でなかなかおもしろい。どう求めてるんだとか言う話は突き詰めても野暮なだけですね。ちなみにこの個人ブログは1021点、3620位だそうです。ふーん。自分でチェックしてみたい人はこのWebスカウター情報をクリックするよろし。

なお、/.Jは堂々の4位。すげえな。Open Tech Pressは128位。まあこっちはこんなもんかな。

_ [Music] Atomic Clock / Mark Helias' Open Loose

益子さんに教えてもらった一作。実はAmazon.co.jpで取扱いがない。私はディスクユニオン新宿ジャズ館の店頭で買ったのだが、なかなか見付からず店員も巻き込んでの大捜索作戦になってしまったので、ユニオンの通販本人のウェブページから買うのが面倒がなくて良いように思う。

マーク・ヘライアスというのはどこかで聞いたような名前だと思っていたのだが、最近だと菊地雅章のスラッシュ・トリオで菊地雅晃とベースを分けあっている人だった。単に私が知らなかっただけで、大ベテランと言って良いキャリアの持ち主。

ようはピアノレス・テナートリオ(サックスはトニー・マラビー)で、フォーマット的に何か目新しい点があるわけではないのだが、何といっても三者の音が良い。録音が良いというのもあるんだろうけど、グングンと伸びるベースの低音が素晴らしい。うちのようなチンケなオーディオでもそこそこの音が出るのだから、ちゃんとしたシステムならものすごい音が出るだろう。演奏内容も申し分無い。なんというか、割と普通のジャズですよ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ 楠正憲 [こういうのを出してくるのって,マクドナルド的には『スーパーサイズ・ミー』のほとぼりは冷めたって考えているのでしょうね..]

_ mhatta [TFJさん、Enja盤はメンツとか見た目は魅力的ですけどねえ。新作というのはThe Line Upのことだと思います..]

_ mhatta [楠さん、まあ、マックというかファストフードが体に悪いのは疑う余地が無いことだけれども(栄養が偏っているから)、あの映..]


2012-01-13

_ [Jazz] Legends Of Acid Jazz / Billy Butler

Legends of Acid Jazz(Billy Butler)

ビリー・バトラーはスタジオ・ミュージシャンとしても長年活躍した職人肌の名ギタリストだが、これは彼がプレスティッジ・レーベルに残した4枚のLPのうちの2枚、1968年録音の「This Is Billy Butler!」と、1970年録音の「Night Life」をカップリングした徳用CD。プレスティッジのこのへんの作品は、昔アシッド・ジャズなるものが流行った際に「Legends Of Acid Jazz」という統一タイトルの下でまとめてCD化されたのだが、アシッド=LSD=サイケというイメージから来たのであろうど派手なジャケットとは裏腹に、中身はどちらかと言えば渋めのソウル・ジャズです。

純ジャズからR&B、ソウル方面までありとあらゆるセッティングで活躍したバトラーだけに、良く言えばバラエティに富んだ、悪く言えばやや焦点がぼけ気味の、しかしどれも超ハイクオリティな演奏が楽しめる。そもそもこの人はギターがやたらうまいのだが、加えて飛び道具的小技も豊富で、ベース・ギターとかいうもの(どうやらエレベとは違うらしい)を使ってみたり、ピチカートでつまびく独特の奏法(当人は「ヴァイオリン奏法」と呼んでいたらしい)を繰り出してみたり、あるいはどうやら弦の上でスティール・ギター風に指を滑らせていると思しきやはり独特の奏法を駆使してビュンビュンミュンミュン言わせてみたり、やりたい放題である。特に最後のは、バラード曲やボサノヴァものでなかなかの雰囲気を醸し出しているが、まあノベルティですな。

とはいえ、個人的にはやはり、1曲目や5曲目のようなやや遅めのテンポのブーガルーで生み出される、ゆったりとしたグルーヴが気持ちよい。ヒューストン・パースンもいつもながらの好演で、びしっと場を引き締めている。これが1曲目です。