My Human Gets Me Blues

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2004-04-10 天使へのイントロダクション

_ [Music] Tango: Zero Hour / Astor Piazzolla

タンゴ:ゼロ・アワー(ニュー・タンゴ・クインテット/アストル・ピアソラ/ピアソラ(アストル))

ジェリー・マリガンやゲイリー・バートンとも共演したと聞くし、タンゴ界にピアソラというのがいて凄いらしい、というのは常々耳にしていたのだが、タンゴなんてものにはさっぱり関心がなかったので今まで聞いたことはなかった。今回もたまたま中古屋で投げ売りされていたので買ってみたに過ぎない。キップ・ハンラハンのプロデューサとしての出世作だし、まあ話の種にちょっくら聞いてみますかね、という程度のノリで。

最初聞き始めたときはどうにも安手の甘ったるい音楽だなという印象で(その前に聞いていたのがセシル・テイラーの「サイレント・タン」だったのもまずかった)、なんだ言われるほど大したことねえなと思いながら聞き流していたのだが、3曲めの「キンテート(クインテット)のためのコンチェルト」の途中から一気に引きずりこまれる。これはやばい。反省して再び最初から最後までまじめに聞き通したが、いよいよしびれた。どこがどう凄いのか言葉で説明するのはかなり困難なのでただちにone-click buyすることをお薦めします。他のも買ってみるかな。